はじまりは、ネッカチーフと帯紐で作られていたブラジャー。現在では、こんなにも沢山のパーツを組み合わせて、より立体的に、女性の体に合うように作られています。

目次

①ストラップ

両胸を包んだブラジャーを肩からつるし、バストの重みや動きを支える。生地の硬さなどにもよるが、一般的に、幅が広いものの方が胸の重みが分散されるので、ラクな着心地のものが多い。また、デザインによって、ホルターネックタイプのものや、取り外し可能なもの、透明な素材でできたものなど、様々なものがある。

②アジャスター

ストラップの長さを調節し、固定する。

③アンダーベルト

胴体を一回りして、ブラジャーの位置を固定する。幅が広い方がバストの位置が安定するが、反面、締め付けが気になる場合もある。

④上カップ

バストの上半分を包んで、保護する。

⑤下カップ

バストを包み、中央に寄せて固定し、支える。

⑥バージスライン

下カップ下部のカーブしたライン(ワイヤー入りのブラジャーの場合はワイヤーのライン)。バストの円周の下部分に合わせ、位置を固定する。バージスラインが体に合っていないと、バストが型崩れしたり、ワイヤー入りのブラジャーの場合はワイヤーや当たって痛みが出る可能性がある。

⑦パッドポケット

ボリュームを出したい場合や、左右のバストの大きさが違う場合など、バストの大きさを調節するためのパッドを入れるポケット。※パッドが縫い付けられていたり、そもそもパッドが入っていない場合などは、ない場合もある。

⑧ボーン

バストの脂肪が、左右の脇に流れていってしまうのを防ぐ。

⑨乳間

左右のカップを両胸の真ん中で繋ぎ止める。