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下着の捨て時のサインを見逃さない

何度も着用し、洗濯を繰り返してへたってきた下着は、本来の機能が失われています。機能が失われた下着を着け続けることは、体のためになりません。愛着のある下着は「なかなか捨てられない!」という人もいるでしょう。でも、下着の捨て時を正しく知り、見極めることは、とても大切なのです。

捨て時を知る手がかりは、下着の“変化”です。体で感じられるものと、目で確認できるものあります。ブラジャーやショーツのサポート力が弱まった、肌着であれば温かくなくなったなどの感覚があれば、捨て時が来たと言えます。退色や変色、レースのほつれや破れ、ゴムの伸び、毛玉、洗濯カビなどを見つけた時も、捨て時です。

下着の捨て時のサインに気づけるように、普段から、生地の状態やストレッチ感などをチェックしておきましょう。

具体的な捨て時のサイン

①ブラジャー

・生地やアンダーベルトが伸びてきた。
・黒い斑点や毛玉ができた。
・ワイヤーなどが肌に当たる。
・ワイヤーが変形したり、布地から突き出ている。
・ストラップのゴム部分やサイドが伸びてきた。
・カップがへたっている。

②ショーツ

・生地が伸びてきた。
・型が崩れ、緩くなった。
・クロッチについた汚れが落ちにくくなった。
・おろしてから1~2年経った。

③肌着

・生地が伸びてきた。
・型が崩れ、緩くなった。
・袖や襟が伸びて、洋服に響くようになった。

~番外編 正しい捨て方~

ブラジャーはワイヤーやホックなどのパーツを分別して捨てる。ショーツはクロッチ部分を切りとり、外から見えないよう紙袋などに入れて捨てる。

下着を買い替えるのにおすすめのタイミング

デパートやランジェリーショップでは、春夏ものは1月、秋冬ものは7月に、新しいコレクションが店頭に並ぶので、そのタイミングを狙うとよいでしょう。前期のコレクションが、セール価格になってお得に買えることもあります。また、誕生日や年の始めなどの節目節目で、自分へのプレゼントとして選ぶのも楽しいですね。