ショーツにはいくつかの種類があります。服に合わせたり、体調や用途、また好みに合わせて選ぶといいでしょう。
ショーツを試着せずに購入するのは失敗のもと。必ず試着をして体に合っていることを確かめましょう。また、同じタイプでも素材や形状の違いで、用途が異なる場合もあります。

目次

ショーツの種類

①履きこみが深い/履きこみが浅い

履きこみとは、ショーツの足ぐりからおなかまでの、ショーツの縦の長さのこと。履きこみ丈が長い、深履きショーツと呼ばれるものは、おなかとヒップをすっぽりと覆ってくれるので、保温・保護性に優れ、温かい。履きこみの浅いものは、ローライズタイプとも呼ばれ、ローウエストのデザインの服を着た時にも、ウエストから覗きにくく、かがんだ時に背中からも覗きにくい。

②タンガ

サイドからヒップにかけての生地が少ないか、ほぼなく、履いた姿を後ろから見ると、ショーツがアルファベットのTの形に見えることから、Tバックと呼ばれることも。お尻にかかる布がないため、ショーツのラインがアウターに響きにくいというメリットがある。半面、冷えやすく、機能性もあまりない。

③ビキニショーツ

足ぐりが深めにできており、次に挙げるボーイレングスショーツなどに比べて、足さばきが非常にラク。バックはヒップ全体を包みこみ、履きこみは浅めのデザイン。太平洋にあるビキニ環礁に形状が似ていることから、その名がついた。店頭などで、一般的に一番良く見られる形。

④ボーイズレングスショーツ

足ぐりが男性の下着のトランクスのように、水平になっているショーツ。ショートパンツのように、丈が太ももくらいまであるものもある。おなかもヒップもしっかり包みこんでくれるので、安心感がある反面、伸縮性に乏しい素材でできている場合、足さばきが悪く、着心地が悪くなってしまう可能性がある。

~番外編 インポート下着~

繰り返し着用し、何度洗濯してもへたらない傷みにくさなど、耐久性を求められることが多い日本の下着に対して、デザインや色の美しさ、つけ心地のよさを求められる傾向が強いインポート下着は、驚くほどしなやかなワイヤーや、肌にしっとりと張り付くような極薄レース、エレガントで大人っぽいデザインのものなどがあり、美しい下着を身に着ける喜びを存分に味わうことができる。また、サイズ展開が豊富で、高価なものからリーズナブルなものまで価格が幅広いのも魅力。お気に入りの一着を探してみては。